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移住者メッセージ01子育て世代編

先輩移住者 Data

永山さん(2019年に東京都から移住)

現在の職業:
ご主人
ディレクター
奥様
会社員
ご主人
Iターン(東京都出身)
奥様
Uターン(鹿児島市出身)

Movie

Interview

仕事をきっかけに東京から移住

永山さんは、2019年3月に東京から奥様の故郷である鹿児島市に移住しました。移住当初は桜島が噴煙を上げる姿に驚いていましたが、最近ではすっかり慣れ、「自分が鹿児島になじんできているような気がしてうれしい」と笑います。

東京でアウトドアブランドのプロモーションに携わる仕事をしていた永山さんに転機が訪れたのは、県内にある「リバーバンク森の学校(以下、森の学校)」で毎夏開催されている「GNJ(グッドネイバーズジャンボリー)」というイベントに仕事で関わったこと。3回ほどイベントに参加するうちに鹿児島で働くことに魅力を感じ始めた矢先、イベントを主催する鹿児島の会社から「森の学校の管理人として来てもらえないか」と誘われ、移住を決断しました。

イベントの運営はもちろん、企画を考えるのも大切な仕事のひとつ

休日には趣味のロッククライミングを楽しむことも

「東京じゃなくてもいい仕事ができる」
その確信が、仕事へのモチベーションに

移住に際しては、鹿児島市のクリエイティブ人材誘致事業の制度を利用しました。「補助金を交通費に充てることができたので、とてもありがたかった」と永山さんは言います。

現在、永山さんが勤務する森の学校は廃校をリノベーションした施設で、地元住民とともに社団法人を立ち上げ、共同で管理しています。施設の清掃やイベントの企画・運営などを行う中で地元の人々と話す機会も多く、方言には苦戦したそうですが、「心が通っていると言葉も通じ合える気がします。意味がわからなくて笑ってごまかすこともあるけど、ちゃんとコミュニケーションは取れていますよ」と笑います。

また、鹿児島在住の優れたクリエイター陣も、永山さんにとって刺激的な存在。鹿児島でも東京と同じ仕事ができると確信したことで、仕事へのモチベーションはさらに高まりました。

大自然の中でのびのびと
子育てに向き合える環境

すぐそこにある公園や温泉で
家族と過ごす時間が充実

GNJに参加する前から鹿児島に興味を持っていたという永山さん。「毎年年末に妻の実家に帰省していて、義父母と過ごすうちに鹿児島が好きになりました」と話します。鹿児島の食や自然の豊かさだけでなく、子育てしやすい環境であることも、幼いこどもを持つ永山さんにとっては大きな魅力でした。

たとえば、東京では選ぶ余地もなかった保育園。鹿児島市ではどこでも入れるわけではないものの、選択肢があったことに驚きました。

また、設備の整った広い公園が多いのも大きな魅力。東京の公園は狭い敷地にこどもがひしめき合って遊んでいたのに対し、「市内の公園は敷地が広く、芝生もあって設備も充実しているし、こどもの人口密度がほど良いから安心して遊ばせることができるんです」と永山さん。さらに、東京では電車移動で時間がかかる上に、ベビーカーを押すことにもストレスを感じていましたが、鹿児島市では車で10〜20分圏内に公園がいくつもあり、移動も楽。公園の芝生に座って家族で過ごしていると、東京では味わえなかった気持ち良さを感じるのだそう。

最近は、子どもと温泉巡りをするのも楽しみの一つ。「銭湯が温泉なんて最高ですよ。地元の人がよく行くような公衆浴場が好きですね」と話します。

鹿児島で手に入れたのは
お金では買えない「豊かな暮らし」

鹿児島市での暮らしをおう歌している永山さん。初めて鹿児島を訪れた際「初めて来た気がしない、懐かしい感じがした」と感じたそうで、永山さんの移住は運命的なものだったのかもしれません。「移住して人生が豊かになりました。以前より収入は少し減りましたが、家族との時間やストレスのない暮らしなど得たものが大きい」と話します。

永山さんのやりたいことの一つが、移住者のコミュニティを作ること。「移住者として同じ境遇の人たちのコミュニティを作ることで、いろんな人が鹿児島に興味を持って移住してくれたら」と話します。鹿児島市に移住したことで、お金では買えない「本当に豊かな暮らし」を手に入れた永山さん。次はその魅力を発信する側へ―より一層クリエイティブに、永山さんの挑戦は始まったばかりです。

pickup!

私たちの
お気に入りフード

Favorite Food

とり刺し

鶏刺しは、軽く炙った生の鶏肉を甘いしょう油につけて食べる鹿児島のソウルフード。鶏刺しも甘いしょう油も大好きで、移住したばかりの頃は週に2回は食べていました。