移住を伴う『起業』や『転職』などの仕事のことや、保育所探しなど移住の準備で困ったことや役に立った支援について聞きました。
●健太郎さんは以前の仕事から独立して『起業』。
クリエイティブな仕事だったため、「クリエイター向け」の移住支援補助制度を利用したり、鹿児島市が運営している「ソーホーかごしま」に起業の相談をして、「創業スキル養成講座」を受講したりしました。他には国が設置している「鹿児島県よろず支援拠点(カゴよろ)」という、いろいろな専門家に無料で経営相談ができるシステムも利用しました。
●由李さんの『転職先』はどのように探しましたか?
鹿児島県庁の「ふるさと人材相談室」に相談しながら、おすすめの会社があれば求人情報を提供してもらっていました。私たちIターンの移住検討者は、鹿児島の企業の求人票を見るだけでは分からないことが多かったです。土地勘もないですし。
なので、鹿児島のこと企業のことをよく知っている就職相談員の方が間に入って、企業を紹介してくださる「ふるさと人材相談室」は、ぜひ、移住検討者の皆さんに利用をお勧めします。求人情報の提供以外にも紹介状を発行してもらったり、企業側に移住予定は秋ごろになる旨を伝えてもらったり、相談員の方に手厚くサポートしてもらいました。
私自身、相談員の方から勧めていただいた企業に今働いています。実際、働くことにして良かったと感謝しています。
●保育園探しに苦戦しました。
鹿児島に行ってからで大丈夫だろう…ぐらいに思っていたら、保育園がなかなか決まらなくて…。地域によって差があるようなのですが、令和4年当時、特に谷山地域の待機児童が多く、妻の仕事が始まる2日前にぎりぎりで認可外の保育園に決まりました。
余談ですが、入園のための両親の評価点を確保する必要もあり、夫は起業の準備も整わないうちに前倒しで設立を進めたりもしました。
また、翌年(令和5年度)からは、認可保育園への入園を希望していたのですが、11月から始まっていた保育園の第1期の申込について、市側の情報発信(当時、市の公式WEB上でのみ公開)に気がつけず、第2期(1月以降)の申込で希望の保育園を申請しました。たまたま入れたのでよかったです。
●移住ではお金がかかるのはもちろんですが、思っていないことが起こることも。情報収集をしっかりすることをお勧めします。
東京23区内で5年以上働いていたので、「移住支援金」も対象となり申請することができました。
相談は東京有楽町の「ふるさと回帰支援センター」に足を運んだり、「鹿児島市移住相談室」のオンライン相談会を利用したり、メールで確認したりしました。それでも、支援を全部把握できているかわからなかったので、支援の情報が1つになっているリストのようなものが欲しかったですね。(今はまとまった情報があるそうです。)
保育園の例もあるので、自分たちの情報をしっかりと移住相談室や保育園の担当者に届けて、担当の窓口を紹介してもらったり、必要な情報を提供してもらうことが大事だと感じました。
〇待機児童の数や地域は、時期や年によって変わるので、鹿児島市HPや保育幼稚園課(099-216-1258)にお問い合わせください。
〇現在、保育士の増員に力を入れています。県外からの保育士を奨励する制度もあります。
https://www.city.kagoshima.lg.jp/hoiku/hoikushikakuho.html(県外保育士等就職奨励金)
〇令和5年4月より支援一覧チラシの配布を開始しています。
また、かごしま移住ライフHP内の支援情報やQ&Aもご活用ください。
参考)かごしま移住ライフHP「Q&A 子育て」
https://kagoshima-ijulife.city.kagoshima.lg.jp/faq/#q6
インタビュー③に続く
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鹿児島市移住相談室は、移住をご検討されている方の相談窓口です。
ご相談は、随時受け付けております(来庁・電話・メール・ポータルサイト等)。
また定期的に個別移住相談会やイベントでの相談(オンライン・対面)も行っております。
詳細はポータルサイト『かごしま移住ライフ』をご覧ください。
099-803-3074
iju@city.kagoshima.lg.jp
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